2015年9月28日

denimについて


 僕が15〜16歳の頃、色落ちしたストレート・ジーンズはちょっと格好悪い
野暮ったい、みたいな風潮があったような気がします。
(これが再び一般的に格好ヨロしいとなるのは、90年近くになってから。)
だから古着屋に行くと、Leeのストレート・ジーンズなんて
叩き売られてまして、まともなのを2,000円くらいで買ってました。
そのかわり、糊パリパリのノンウォッシュの501を
ロールアップして履くのは洒落者だったりして...。
この履き方は、しばらく前からリバイバルしてますね。

さて、持ってるジーンズは穴開いてばかり。
色落ちしてないヤツほしいんだがなぁ、とここしばらく
例によって随分と暖めていたのですが、先月購入いたしました。

kuro denim GRAPHITE
made in japanです。

GJ!サム・アップ!
細部に至るまで、とても好みの一品です。
こういうこだわりのデニムは、もう日本でしか作っていないのだろうな...
シルエットと履き心地は、かなり個性的だと思います。
太もも部:ワタリ  と ウエスト・ヒップのバランスが独特です。
そしてコストとのバランスも素晴らしいです。




ジーンズはラーメン屋みたいなもので、好き嫌いがあって
人それぞれ好みの出るものではないかと。

どこぞの量販店ストレッチデニムなど
あれは最早、別のもの。僕にとってはデニムでもジーンズでもない。
残念だけれど、有名所のジーンズは随分前にもう、欲しいと思える
ようなモノではなくなってしまいました。

頑張れ made in japan。
これからも素敵なデニムをお願いします!            mct.