2012年6月29日

kitanosawa便り:JUNE

6月、玄関先の庇も葉が生え揃いました。
雨にあたらずに階段を歩ける天然ものです。


毎年少しずつ増えていく、小学5年の自由人による自由なコレクション。
瓶のほか、缶コレクションや切手コレクション、なんだかよく分からない
コレクション等、多数有り。


雪が降り始める少し前になると、リス達はそこかしこに
冬の臨時食料を隠し始めます。
それが春になって、庭で芽を出します。彼らは埋めたことを
すっかり忘れている様子。
きっちり植林しておきながら、『へぇ?...そんなことしたっけな?』って
顔してるのが、またいい。
それをためしに移し替えて育ててみることになりました。


mct.


  



2012年6月21日

リノベーションについての独り言

<リノベーション Renovation>          
刷新。改善。 修理。修復。大辞林)
修復、修繕。三省堂 新グローバル英和辞典)


この数年なにかと耳にする<リノベーション> 。
職業柄、どうも言葉としての使われ方が気になって
仕方がない。
一戸建住宅やマンション、施設などのいわゆる改修工事のことを(特に住宅分野で)長い間、リフォーム と言われてきたように思うが、リフォームとリノベーション
なにが違うのか?


<リフォーム Reform>
〜を再び作る、作り変える・直す、〜を再編成する。形が変わる。
三省堂 新グローバル英和辞典)


出所はよく分からないけれど、web上でよく見かける
建設省(現 国交省)によるらしい以下の定義
・ リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する
・ リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する
(新築時の目論みって...? 違う次元ってどんな次元だ?)


あくまでも個人的な印象だけれど、この数年<リノベーション>という言葉をしきりに
使っている方達は、昔から行われている単なる修繕・営繕は、<リフォーム >であり
自らの洗練されたデザインによる仕事、もしくは取り扱っている物件は
<リノベーション>であって、古くさい概念の<リフォーム >ではない、と... 。


つまりは<リフォーム >という言葉ありき。わざわざ自分たちを差別化したいために
持ち出して使うようになっただけのこと。上記の通り、たいした違いは見当たらない。
比較する相手がいなければ成り立たない表現言葉に、なんの意味がある?
むしろ辞書には、『修繕』は<リノベーション>の意、とある。


デザートをスイーツと呼ぶように
リノベーションもリフォームも違いはない。
大切なのは、カンバンじゃなく味、工事の中身だ。




うん、少しだけすっきりした。                   mct.







2012年6月18日

ES-335 with bigsby

<Gibson ES-335 Dot Plain Reissue Satin Finish>

Satin Finish:サテン(艶消し)ラッカー仕上のES-335です。
ギターはツヤツヤピカピカのグロスフィニッシュという仕上が
一般的ですが、サラっとしたサテンフィニッシュは触り心地もよく
木目も美しいです。
とはいえ、ネックは手の汗や油で、すぐピカピカになっちゃいます。

ギターは何本か持っています。これは5年前くらいに手に入れたもの。ギター好き(楽器好き)の方には分かっていただけると思うのですが、さして弾けもしないわりには欲しいヤツっていろいろあります。
それぞれにいいところがある。
予算とも相談しコイツに決めましたが、合わせて取付けたのが、
ビグスビーというビブラート・ユニットです。
ビブラート・ユニットは、テイル・ピース(張った弦の根元を押さえている部分)をアームで動かすことによって音程を揺らし、変化させます。



本来、335にはアーチド・トップ(曲面のボディ)用のB−7という
ビグスビーを付けましょう、ということになっていますが、写真の
ビグスビーはB−5というフラット・トップ(ボディが平らなギター)用を
セットしました。
B−7だとピッキングしながらのアーム操作が出来ない(アームが短くて
手元までとどきません。つまりニール・ヤング風が出来ない。)という
悩みをお持ちの335弾き・ビグスビー好きのみなさん、B−5です。
見た目はB−7がゴージャスですが、本気で使うならB−5。
取付けには、下穴不要のヴィブラメイトも漏れなくどうぞ。


mct.

2012年6月7日

家具・雑貨memo:覚え書き

シンプルでオープンな家には、使い易い家具が欠かせない。
なにもない部屋に、家具をひとつ置くだけで<場>が生まれるから不思議だ。
できれば使い捨てのようなものでなく、使い込むうちに味わいが増すものを。
いっぺんにじゃなくていいので、気に入ったものを少しずつ揃えていくのがいい。

家具も雑貨も、『気に入ったものがなければ作ればいいじゃん』という精神。
そんな楽しみを誰かと分かち合えたときの気分が
じゃあまたコレやってみる?っていう次の楽しみを生んでゆく。


mct.

建替え前の住まいで使っていた思い出ある本棚をリビング収納に再利用