2014年6月26日

Football:世界の物差し



僕は彼らが直面しているような場で、自らの存在価値を
世界中に示さなければならない状況になったことはない。

もちろんその戦いの場は、彼ら自身で渇望した場なのだが。

自分の力不足を、あれほど強く思い知らされるような経験が
ほかにあるだろうか。
そりゃ、悔し涙を流したこともあるけれど
想像出来ない。
こちらが想像しているはるか上をいく悔しさなんだろう、くらいは想像できる。


自分自身を、確かめたい という欲求。
大抵の人が持っている  物差し  は、自分なりに少しくらい
長さを調整出来る、ごまかせる。
自分をそれらしく見せることができる。
しかし彼らの  物差し  は世界中で使われている、時に残酷で、あまりに強靭な
こんなにも人を熱狂させる、Football という美しい物差し。

たしかに何事も結果は大事だが、もっと大切なことは
どんなときもチャレンジする気持ちを持ち続けること
そしてそれに対して、最大限の準備を怠らないこと

それを最後まで目指した者だけが、あのゴールしたときの歓喜を
いつか味わうことができる。

mct.