2017年1月22日

CARHARTT:カーハート


古着を着だした10代の頃、Levi'sもLeeもアメリカ製でした。
CARHARTTももちろんmade in USAだったわけで、今では
なぜかおしゃれワークブランドの趣ですが、当時はまだ単なる
野暮なワークウエアでしかありませんでした。

CARHARTTといえば、ブラウン・ダックと呼ばれる生地の
オーバー・オールです。(写真 右)
僕が持ってるのは70年代(と思われる)のデッド・ストック。
20年前くらいに古着屋でフラッシャー(ヒップラベル)付き!で
売っていたものです。
今では大分、生地もこなれて色も褪せましたが最初は段ボールを
履いているみたいでした。

初めて買ったCARHARTTは薄い生地のペインター・パンツです。
(写真 左)
20年以上履いていたので、膝がボロボロになりまして...
一昨年くらいにカットオフしてしまいました。


今年の年明けに、自分へのお年玉に購入しましたペインター・パンツ(写真 下)は
15オンスのゴワゴワデニムで、膝の生地が二重のタイプです。
こちらは新品、made in mexico  。
日々の現場で履き倒すには、ちょうど良い頑丈さと価格となっております。

何もかもが国内第一主義(笑)であるべきとも思いませんが、高度成長・グローバル化
に伴って、失われてしまう価値や暮らしがあるのも事実ですよね。
常に見直しながら、バランスを取るのが大切かと思うわけです。